「フウの実」はクリスタルレッドシュリンプの繁殖や稚エビの隠れ家に最適な便利アイテム!

アクアリウム日記


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人気のクリスタルレッドシュリンプなどの「ビーシュリンプ」は、繁殖させながら飼育を楽しむ事が多いですよね。

水槽全体的に、びっしりになるほどビーシュリンプを増やしたいという方も多いはずです。

そんなエビ類の繁殖に役立つアイテムを一つご紹介したいと思います!

そのアイテムとは、、、「フウの実」と呼ばれる100%天然の木の実なんですね。

このフウの実は、エビ達の好む水質に傾ける成分を分泌するだけじゃなく、独特の形状から稚エビの隠れ家としても最適なんですね。

これから、クリスタルレッドシュリンプなど、ビーシュリンプとかミナミヌマエビなど「エビ類」の繁殖をしてみようとお考えの方に是非オススメです。

以下では、フウの実について詳しくご説明していきますね!

 

フウの実について

フウの実というのは、楓(カエデ)の木になる木の実の事を指します。

楓、、、つまりモミジの木ですね。

モミジの木と言えば、ペリコプターのプロペラのようにクルクルと回りながら落ちる種子が有名で、これで遊んだことのある方も多いのではないでしょうか。。。

また、モミジがこのような”ずんぐりした実”を付けるとは驚いたんじゃないですか!?

 

他には、近縁種である「モミジバフウ」というのがあります。

モミジバフウとは、別名アメリカフウと言う、アメリカ大陸に自生しているフウ科の植物なんですね。

ちなみに、熱帯魚用として出回っているフウの実は、このモミジバフウの木の実であることが多いです。

 

日本中にあるモミジの木にも、ほぼ同じような実を付け、同じように使用できるので、もし身近にフウの実があればそれを採取して使用することもできます!

実は、場所や季節によっては普通に道端に結構おちています(笑

11月ごろになると楓の木にびっしりフウの実が付いているのを見たことがあります。

※稚エビの隠れ家として利用する場合は、穴がしっかりと空いているものが理想です!

 

フウの実はブラックウォーターを作る!

ブラックウォーターと言うのは、まあ熱帯魚の生息するような地域の水質で、枯れ葉とか倒木から染み出るタンニンやフミン酸といった成分が染み出すことにより、水質が弱酸性の軟水に傾くんですね。

で、水質が茶色っぽくなります。

あの流木のアクがまさしくソレですね!

あれも、タンニンなどが染み出たもので、実は熱帯魚にとっては全くの無害、、、それどころか現地の水質を再現したようなものなので、住み心地がよくなるかも、、、です。

まあ、水質が茶色くなるのでウラックウォーターなんて呼ばれますが、それを意図的に作り出すための一つの手段としてフウの実は有効なんですね。

 

例えば、人気のクリスタルレッドシュリンプ(レッドビーシュリンプ)は、弱酸性の軟水を好み、これを一定に保つのが望ましいんですね。

低床にも、水質を強制的に弱酸性の軟水にする「ソイル」と併用すれば、あとは水質管理さえしっかりしていれば繁殖はさらに容易です。

水草レイアウトに使用するソイルとは?知れば知るほど使いたくなるソイルの特徴や効果

 

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特殊な形状が稚エビの隠れ家となる

それにしても、フウの実って独特な、、、なんだかクリーチャー映画に出てくるようなヤバイ生物のようにも見えますよね??

実は突起がいくつもあってトゲトゲ状態、、、そして、比較的大きな穴がボコボコとあります。

この穴は生まれたばかりの赤ちゃんエビ(稚エビ)が身を隠す場所として最適なんですね。

 

親が入れるような大きさでは無い分、子供だけが入れる、いわば子供住宅??のようなものでしょうか(笑

ウィローモスを茂らせたり、大きな穴あき流木も同じように大きな棲家として利用できますが、フウの実は子供限定しか入れないので、デカイ個体が寄ってこれない分、稚エビにかかるストレスも最小限にできるメリットがあります。

 

餌(非常食)にもなる。。。かも!?

フウの実とか、流木や水草もそうですが、!00%自然のものには、表面に微生物とか有機物が発生し、これがエビの餌ともなるんですね。

例えば、コケ掃除で有名なヤマトヌマエビなんかは、特別に餌を与えなくても普通に生きていけることが多いです。

これは、水槽内に「何か」食べ物があるから生きていけているんですよね。

 

水草レイアウトであれば、コケが全く無くても、水草そのものorそれに発生する微生物や有機物を食べて生きていけるという訳なんです。

逆に、水草や流木などを取り除くと、食糧不足で、、、なんと、夜間の熱帯魚が寝静まった暗闇で、その熱帯魚を襲うことがあるんです。。。

ヤマトヌマエビが小型の熱帯魚を襲う!?ストレスによる寿命短縮と餌不足による捕食リスクについて

 

ビーシュリンプのような小さいエビが熱帯魚を捕まえるというのは不可能ですが、食べ物が無ければ当然ながら餓死します。

僕は、ウィローモスを大量に茂らせたレイアウトで飼育していて、餌は少し与える程度だったのですが、あるときウィローモスを全てサヨナラグッバイしたとろ、同時期にエビ達もバッタバタ死んでしまった経験があります。

餓死かどうかは確かな所は不明ですが、恐らく撤去してからと考えると餌問題であると考えるのが普通かと。。。

その後、水槽内に皿を置いて餌を与えるようにしたら全く問題なく飼育・繁殖が出来ていましたので。

 

まあ、フウの実はあくまでも非常食として有効と言う範囲であって、さすがにコレ入れたから餌与えなくてOKと言うものではありません。

が、大量に増えると餌をしっかり食べたのかどうか、正直わからなくなります(汗

そんな時に、メインの餌以外で何か食べるものが水槽内にあると心強いですよね。

フウの実は、、、まあ、非常食として役に立つ可能性が少しはあるという事なんです!

 

フウの実効果まとめ

  • 水質を弱酸性の軟水にする
  • 稚エビだけの隠れ家となる
  • 非常食になる(かもしれない)
  • あと、、、インテリアとしても有効(補足)

 

上記を見ると、フウの実の効果って絶大ですよね!?

水質を弱酸性の軟水に傾ける成分を出すのは期間があり、通常なら効果が無くなり捨てるのが普通ですが、フウの実はそのまま稚エビの棲家と非常食用として放置できます。

この不思議な見た目も、なんだか水槽内に置くオブジェとして良い感じですよね!?

たまに、「フウの実が水に沈まない!どゆことー」と言う声を聞きますが、大丈夫です、時間が経てばちゃんと沈みますから。。。

また、道端で拾ってきたものを使用する場合は、最初に数分だけ熱湯に浸けて殺菌してから使用するといいですよ!

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