ウーパールーパーを飼育する水槽や便利な装備とは!?お勧めの一式アイテムをご紹介!

ウーパールーパー

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可愛らしい見た目の「ウーパールーパー」は、昔から現在でも飼育する方が多くいるほど絶大な人気を誇る”サンショウウオ”の仲間です。

かつては、日清のカップ焼きそば「U.F.O」のマスコットキャラとして採用され、そもそも、この名前自体がその時に付けられたコマーシャルネームなんですね。

正確には、メキシコサンショウウオとか、メキシコサラマンダーという名前があるのですが、もはやウーパールーパーの名前で有名になり過ぎて、正式名称を知っている方の方が少ないはずです(笑

そんなウーパールーパーを、一目みて、その可愛さのあまり「飼ってみたい!」と思う方は現在でも多いです。

ウーパールーパーは、体長が最大で20cm前後まで成長し、水温は15℃~20℃の範囲、水質は中性前後(やや弱アルカリ寄りを好む)で、寿命は10年以上!と長寿なので長く飼育できるペットフィッシュとしてオススメの存在!

上記の性質を考慮して、ウーパールーパーを飼育するのに適した道具をご紹介していきます。

これからウーパールーパーを飼育する方のご参考になれば幸いです!

 

ウーパールーパーについて

まず、ウーパールーパーは、口に入る生き物を捕食してしまう肉食性の強いサンショウウオなので、基本的に単独での飼育となります。

ウーパールーパーを複数で飼育することは可能ですが、同サイズ程度で、ある程度の広さ(過密していると共食い、噛まれたりする)が必要なので、最初は1匹だけ飼育してみることをオススメします。

とはいえ、大切に飼育すれば10年以上生きる生体です。

ウーパールーパーにも種類がいますので、飼育に慣れてきてもっと違う種を飼ってみたいと思えば、他種を導入していくのもいいでしょう!

 

では、単独で飼育する為のオススメセットを下記でピックアップしていきます。

 

水槽

まずは、ウーパールーパーを飼育する水槽が必要ですよね!

飼育する為のモノと言えば、水槽の他に、プラケースのような容器でも飼育は可能ですが、「デザイン性」と「飼育のしやすさ」、そして「観賞価値MAX」の3拍子揃った「キューブ型水槽」が超オススメです!

 

キューブ型水槽を使用するメリットは、まず水槽自体の見た目がカッコいい!

そして、せっかく観賞するならやはり水槽以外は考えられないでしょう。

また、水槽でを使用することで外部的なアイテム(フィルターとか)を設置できるのもメリットと言えます。

 

また、キューブ型水槽は、水量が多いというのが最大のメリットとなります。

水量が多いメリット

  • 水質・水温の変化が緩やか(急変しない)
  • 水の汚れるスピードが遅い(水質維持に効果的)
  • 頻繁に換水する必要がない(手間軽減!)

 

ウーパールーパーは、最大で20cm前後になることを考えると、最低でも30cm~35cmは欲しい所です。

このくらいのサイズだと、特に水槽台がなくてもテーブルや勉強机の上に設置が出来、癒しのインテリアとして毎日楽しむことが出来るはず!

ただ、水を入れた水槽は結構重たいので、足の弱いテーブルや机には設置しないように注意しましょう!

 

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フィルター

せっかく水槽を使用するなら、水を綺麗にしてくれるフィルターを設置しない手は無いです!

フィルターの設置は、ゴミを取るという目的もありますが、実は目に見えない汚れ(アンモニアや亜硝酸といった超有害物質)を分解する「生物濾過」が重要で本当の目的ともいえるんですね。

「濾過バクテリア」ニトロソモナスとニトロバクターの増殖にはアンモニアと亜硝酸が必要不可欠!?

 

フィルターには様々な種類がありますが、手軽に設置、そして掃除が出来る「壁掛けフィルター」はかなりオススメアイテムです!

その名の通り、水槽のガラス面に引っかけるだけでセット終了!って感じの簡易フィルターで、ろ材を入れるスペースもちょこっとだけあるので、濾過能力も期待できます。

また、広い排水口から水が”滝のように”流れ出てくる様子も、自然みたいな雰囲気を味わえて良い感じですよ!

 

照明器具

鑑賞を楽しむためには「照明器具(ライト)」が必要不可欠です!

簡易の小さくて安価なものでもいいですが、出来れば水槽全体を明るく照らす専用の照明器具があった方が観賞価値が断然良いです。

比較的安価で高寿命のLEDライトが普及しているので、そういったタイプのモノから選ぶのもお勧めですよ!

 

低砂

砂利を水槽の底に敷くことでさらなる観賞力up!

ウーパールーパーは、餌を食べる時に砂も一緒に飲み込んでしまう事故があるので、粒がある程度おおきい「渓流石」なんかがオススメ。

ただ、これだけだと汚れが間に入りやすく、水質悪化を早めてしまうこともあるので、ちょっと細かいタイプの渓流砂とミックスして使うのもいいでしょう。

低床の汚れはプロホースが便利です!

ソイルや砂利に入り込んだ糞やゴミだけをピンポイントで取り除く便利な掃除アイテムを使ってみよう!

 

ヒーター

ウーパールーパーは、ヒーターが必須という訳ではありません。

が、極寒の冬、、、部屋が凍り付くように寒いような状況下では必要となります。

ただし、熱帯魚用のヒーターでは水温が高すぎるので、金魚用のヒーターを選ぶようにすると良いでしょう。

 

水質調整剤(カルキ抜き必須)

熱帯魚用品の中には、生体を飼育しやすい水を作るための「水質調整剤」がいくつも存在しています。

その中で、絶対に必要なのが「塩素中和剤(カルキ抜き)」です。

ウーパールーパーを飼育するときには、ほぼすべての人は水道の水を使用しますよね。

水道水には、僕ら人間たちが飲み水として利用できるように「塩素」を入れることで殺菌しているんですね。

いわゆるカルキです。

このカルキは、熱帯魚など水中で生活する「全て」の生体にとって有害な物質なります。

そこで、塩素中和剤を使ってカルキを無害化してから使用するんですね。

水質調整剤には、他にも色んな用途のモノが多く用意されていますが、基本的にはカルキ抜きだけあれば問題ありません。

 

ウーパールーパーは、人工飼料や生餌など何でも食べてくれますが、中でも専用の人工飼料はウーパールーパーにとって欠かせない栄養素がバランスよく配合されているので、メインに与える餌としてオススメです。

人工飼料に餌付かない場合は、嗜好性の高い冷凍アカムシを与えて、徐々に人工飼料に慣らしていくといいでしょう。

冷凍アカムシ(赤虫)は栄養豊富な餌!与えるメリットと注意点を知ろう

 

上記アイテムの平均価格まとめ

【アイテム名】 【価格】※大体の価格です
水槽(30cm~35cmキューブ型) 2,000円
フィルター(壁掛け式) 1,000円
照明器具 2,000円
低砂(1kgあたり) 500円
ヒーター 2,000円
水質調整剤・餌 1000円
計:8,500円

 

これにウーパールーパーの生体をプラスすると、1万円ほどでかなりの良環境で飼育が可能となります。

何といっても寿命が長いので、最初からしっかりとした装備を揃えてあげたうえで飼育するのが望ましいといえます。

鑑賞にも適した水槽を選ぶことによって、インテリア性もありますし、何よりも可愛いウーパールーパーをじっくりと観察できますからね!

 

ウーパールーパーの生態や、他の詳しい情報については下記の記事で書いておりますので、併せてご覧になってみて下さい!

面白い生態を持つ可愛い生き物「ウーパールーパー」の飼育方法や魅力・特徴・注意点など

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