自然の風景をリアルに演出する「溶岩石」を水槽内に設置するメリットとデメリット

流木・石・岩


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アクアリウムで水槽内のレイアウトを構成する為に役立つアイテムに「溶岩石」というものがあります。

もちろん、100%天然素材で、その名の通り溶岩が固まってできた岩石なんですね。

流木と同じように、不規則な形の石をレイアウトに使用すると、自然の風景をよりリアルに演出することができるので、こういったアイテムはかなり重宝されています。

何より、見た目もカッコいいんですよね!

用岩石を上手くレイアウトに取り入れると、意外と簡単にイケてる水槽が作れるのでお勧めです。

ただ、天然の素材は水質に影響を与えるものもあり、溶岩石も例外ではありませんので、そこら辺のポイントは押させておきましょう!

以下で、溶岩石のメリットやデメリットについて詳しくご説明してきますね。

 

溶岩石について

溶岩石は、アクアリウムのレイアウトで使用される石の中でも、かなりの人気を誇っています。

その理由の一つとしては、やっぱこのカッコいい見た目でしょう!

天然素材なので、全く同じ形状のものが無く、自分のレイアウトに合ったものを選べるのも魅力的ですよね。

また、活着性のある水草をくっ付けて使用しても、岩の上に草木が生い茂る風景を良い感じで演出できます。

溶岩石は、表面がボコボコしているため、とても活着が良いのも嬉しいメリットとなります。

活着性のある水草と言えば、ウィローモスがあまりにも人気で、他にもアヌビアス・ナナなどを組み合わせてもいいですね。

ウィローモスには数えきれないほどの種類がある!水草レイアウトに欠かせないモスの種類をご紹介します!

 

溶岩石が人気がある理由は見た目だけじゃなく、水質に与える影響、つまり実用性も兼ね備えていることも大きいです。

そのメリットについてご説明しますね!

 

バクテリアの棲家となり濾過機能が向上(メリット)

溶岩石は表面がボコボコした形状で、いわゆる多孔質(穴がいっぱいあるイメージ)という特徴があります。

多孔質のものには、生物濾過に欠かせないバクテリアの良き棲家となります。

他の石にもバクテリアは定着するのですが、溶岩石のように多孔質のものと比べて圧倒的に少ないんですね。

つまり、溶岩石を水槽内に入れておくだけで、次第にバクテリアたちが「多く」定着し、濾過能力の向上、水質維持の効果が生まれるという訳なんです。

フィルターでいうところの「濾過材」と全く同じ働きがあるという事なんですね。

実際に、水質を綺麗にするためだけに導入されることも少なくないと言います。

 

この「生物濾過」ですが、熱帯魚などの生体を飼っている環境では絶対に無くてはならないものなんですね。

生体を飼っていると、食べ残しや排泄物から発生するアンモニアや亜硝酸、つまり「目に見えない汚れ」が水槽内に溶け出します。

これを綺麗にするのがバクテリア(微生物)による、生物濾過なんです。

なので、バクテリアが定着しやすい環境をつくる溶岩石を取り入れることは、それだけで水槽全体に大きなメリットをもたらすという事が分かりますよね!

 

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熱帯魚の好まない水質に傾く可能性(デメリット)

嬉しいメリットがある反面、デメリットも付き物なんですよね。。。

溶岩石に限った話ではないのですが、基本的に天然由来の石というのはミネラル成分の塊なんですね。

水槽にドップリ浸けておくと、そのミネラル分が少しづつ溶け出し、水質は弱アルカリ性の硬水へと傾くんです。

弱酸性を好む熱帯魚にとっては済みづらい環境となってしまうかもしれませんね。。。

また、大抵の水草は弱酸性の軟水を好み、これとは全く逆の水質になってしまうんですね。

だからと言って100%ダメな水質ではなく、水草にとって欠かせない鉄分とかもあるので、いい影響をもたらすこともあります。

数は少ないですが、弱アルカリ性の硬水でも問題なく育成できる水草だって存在します。

 

ただし、、、溶岩石を入れたからと言って必ず弱アルカリ性の硬水になるとは限りません。

逆に水質を弱酸性に傾けるものもあります。

例えば、水草レイアウトに好んで使用される「ソイル」なんかは、強制的に水質を弱酸性へと傾ける性質があるんですね。

水草レイアウトに使用するソイルとは?知れば知るほど使いたくなるソイルの特徴や効果

 

しかも、溶岩石が溶けるスピードは徐々に、、、あまりに多くの数を入れない場合は気にするに値しないと思っていいレベルというのが正直なところです。

それに餌や排泄物でも、水質は酸性に傾きますし、流木を入れていると有機物が多く発生して、これまた酸性へと傾きます。

また、換水すれば、日本の水質は中性くらいの場合がほとんどなので、pH値や硬度もリセットされますよね。

まあ、なんだかんだで上手くバランスが取れているので、「こういった性質があるんだぁ~」というくらいは押さえておいて、デメリットはそれほど気にしなくてもいいでしょう。

 

心配な時は測定して水質を確かめよう!

もし、水槽の水質が気になるという場合は、実際に水質がどうなっているのか測定してみましょう。

必要なものは、弱酸性とか弱アルカリ性を測定する「pH(ペーハー)の測定」と、硬度(炭酸塩硬度のKH)を測定するキッドがあれば良いでしょう。

pHは、理科の実験でリトマス紙で調べる方法も有効ですが、デジタル体温計のように、一瞬で数値化してくれるデジタルペーハーメーターは超便利です!

持っておいて、絶対に損は無いですよ!コレ!

 

炭酸塩硬度(KH)を測定するのには、専用のキッドを使いましょう。

キッドによっては、炭酸塩硬度(KH)の他に、総硬度(GH)など様々な項目を計測できるものもあるので、興味のある方は自分の水槽を細かくチェックしてみるのも面白いですよ!

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