チェック模様!?お洒落を纏った熱帯魚「ドワーフ・ボーシャ」の飼育方法や注意点など

ドワーフ・ボーシャ

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アクアリウムで飼育する熱帯魚の中には、「美しい色彩」や「特徴ある模様」など、多くの”見た目”が楽しめるほど豊富な種類で溢れています。

その中で、ちょっと特徴ある美しい種をご紹介したいと思います。

その熱帯魚とは「ドワーフ・ボーシャ(ドワーフ・ボディアの名でも有名)」といって、格子(チェック模様)が体表に入る、何とも魅力的な模様が目に飛び込んでくる魚なんですね。

丈夫で飼育が簡単な熱帯魚で、体長が4cmほどと小型種の為、小さい水槽からでも気軽に飼育することが可能です。

ここでは、ドワーフ・ボーシャの飼育方法や導入時の注意点などについてご説明していきたいと思います。

 

ドワーフ・ボーシャについて

ドワーフ・ボーシャは、タイを流れるメコン川流域やチャオプラヤ川流域に生息するボーシャの仲間です。

ドワーフ・ボディアの名前でも出回っていることがある他、チェーン・ボディアという別名もあります。

 

コリドラスのような、小っちゃくて可愛らしい”おちょぼ口”、ちょこんと生えた小さなヒゲ、そして、オトシンクルスに似た体格と、コリドラスとオトシン系を混ぜたような姿が特徴的な熱帯魚なんですね。

何といっても、背中の部分に入る模様が特徴的です。

ドワーフ・ボーシャの模様は、まさに格子模様(チェック柄)そのもので、お洒落なファッション服でも纏っているかのような派手さがあります。

混泳水槽ではかなりインパクトが強いので、まず間違いなく「なんだこの魚は!?」と注目度絶大な存在となるでしょう!

 

かなり活発的に泳ぎ回る熱帯魚で、体を小刻みに震わせている姿が可愛いです(笑

それでいて、素早く水槽内を動き回って常に餌を探しているといった感じなんですね。

愛嬌のある顔だけじゃなく、泳ぎ方も全部ひっくるめて可愛らしい熱帯魚です。

 

ドワーフ・ボーシャの飼育データ

  • 体長:4cm
  • 水温:23℃~25℃
  • 水質:中性前後
  • 寿命:5年以上(10年以上生きたという記録もあります)
  • 参考価格:1匹あたり1000円前後

 

ドワーフ・ボーシャは、体長が最大で4cmほどの小型の熱帯魚です。

可愛い熱帯魚なんですが、少々気が荒い面がありまして、低層魚との相性が悪いことで知られています。

たまにコリドラスなんかにちょっかいを出して、突いたりすることがありますので、隠れる場所を多く作るか、低層魚そのものとの混泳は避けた方が良いかもしれません。

中には、コリドラスのヒレがボロボロになるまでフルボッコにされたという情報も結構あるので、やはり低層魚は危険かもしれません(汗

逆に、中層~上層を泳ぐ同サイズ程度で温和な種とは問題なく混泳が出来る場合が多いです。

 

基本的にドワーフ・ボーシャは、群れで行動する種なのですが、少数で入れると弱い個体が一方的にイジメられることもあるんです。

逆に複数匹で導入すれば、弱い個体が集中的に攻撃されることもありませんし、縄張り意識を薄れさせる効果もあります。

なので、2匹、3匹と少数で飼育するより、ある程度まとまった数での飼育の方がより簡単に飼うことが出来るはずです。

 

ドワーフ・ボーシャ自体はとても丈夫な熱帯魚なので、初心者でも容易に飼うことが出来ます!

 

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最強のスネールハンター!?

ドワーフ・ボーシャは、水槽内に大量発生する厄介なスネール類を食べて食べて食べまくって綺麗にしてくれる熱帯魚で有名だったりするんですね。

中には、ドワーフ・ボーシャこそスネールハンター最強なんじゃないかって言う人もいるそうです。

 

口に入る”小さなスネール”を食べてくれることで、発生そのものを抑制してくれることに繋がるんですね。

スネール自体に害はありませんが、大量発生すれば観賞的に最悪級の見た目になってしまいますからね・・・。

コレ、どうしても駆除できない場合は水槽をリセットして、最初から立ち上げなおすという方も少なくないはずです(汗

 

リセットするのは労力がかかりますから、荒ぶるドワーフ・ボーシャを解き放ち、食べて綺麗にしてもらうのもいいかもしれませんよ!?

 

ドワーフ・ボーシャの餌について

人工飼料に活餌、冷凍アカムシのような生餌など、熱帯魚の餌ならなんでも食べるんじゃないかってくらい何でも食べてくれる雑食性の強い熱帯魚です。

めちゃくちゃ活発的に動き回るため、餌付けに苦労するという事もまずないでしょう。

餌は、沈下性タイプの人工飼料、冷凍アカムシなどがお勧めです。

 

コリドラスのように砂利やソイルに口を突っ込んで餌を探しますし、流木や水草の葉の表面など、常に餌を求めて彷徨っています。。。

餌を与えれば飛びついてくるので、これはこれで見ていて楽しいですし、人懐っこい所もあって、環境に慣れれば向こうから寄ってきてくれる可愛いやつですよ(笑

 

さいごに

チェック柄をしたお洒落で派手な模様を持つドワーフ・ボーシャですが、残念なことに生息域の環境破壊によって、その数が年々減少していると言います。

その為、以前よりも価格が高価になりつつありますが、こんな綺麗で注目度MAXな見た目をしている熱帯魚、ぜひ自宅水槽に泳がせて観賞を楽しみたいですよね!

コリドラスのような口、オトシンのような体形、体を小刻みに動かく仕草などなど、、、本当に見ていて飽きない熱帯魚です。

お洒落で派手な見た目の熱帯魚が欲しいという方は、ドワーフ・ボーシャがお勧めです!

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