海水魚の飼育水槽の水位が低下(蒸発)すると塩分濃度が高くなる!小マメな足し水が必要!

マリンアクアリウム


スポンサーリンク


マリンアクアリウムでは、海水魚など海に生息する生き物を飼育するため、飼育水槽には「海水(塩水)」が必要になりますよね。

海が近くにあるのであれば、海水を汲んできて使用するのが手っ取り早くていいかもしれませんが、多くの方はそうもいきませんよね(汗

海水魚を飼育するときに使用する「塩水」は、基本的に専用の「海水の素」を使って作り出すことがほとんどです。

そして、作り出した塩水を入れて、いざ海水魚を飼育し始めると、日に日に水位が下がってきますよね?

淡水であれば、まあ普通に水を足せばOKですが、海水の場合はちょっとシビアにならなければいけない部分なんですね。

と言うのも、蒸発するのは水だけであって、塩分はそのまま水槽内に残るので、、、つまり水位が下がると水槽内の塩分濃度が上昇するという事になります。

以下では、海水の水槽の水位が下がる時の対策についてご説明していきますね!

 

水位が下がる原因について

実際に熱帯魚を飼育している方であれば、誰もが目にすることになることですが、水槽の水位が日に日に下がってきますよね。。。

これは、水槽の外に水が蒸発したことによって少しずつ水位が下がっていくんですね。

空気中、つまり部屋の中の湿度によっても大きく左右され、湿度が高ければそれほど発散しませんし、逆にカラッカラか乾燥している部屋であれば驚くほど水位は低下します。

ちなみに、蒸発した水が逃げないようにビッチリとフタをしていれば、水位は下がることはありません。。。

なので、フタをしないで飼育することのある方に当てはまる内容だといえます。

 

季節によって水位低下の速度は変わる!?

部屋に空気清浄機、、、というか加湿器とか除湿器などを使用して、湿度を一定に保っているのであれば、年中季節とか関係なしに水位の低下速度も一定でしょう。

ただ、そういったものを使用しないと仮定すると、、、ジメジメしている夏と言うのは部屋の湿度も高くなります。

そうなれば、空気中に既に水分がたっぷりとある状態ですから、水槽から逃げていく水の量と言うのも少ない、、、つまり水位の下がるスピードは極めてゆっくりという事になります。

 

逆に、空気が乾燥して肌がカッサカサになったり、ササクレしみる冬というのは、湿度が低くなります。

空気中に水分が少ない状態ですから、水槽内の水は大量に空気中に蒸発していくんですね。

実際にフタをしないで飼育している方であればよくわかると思いますが、かなり水の減るペースが速いです。

ちなみに、60cmの規格水槽だと、1週間で5cm近くは余裕で水位が下がります(汗

 

ただ、、、加湿器がない方にとっては、なんと!水槽が加湿器代わりになるので、実はメリットもあるんですよね(笑

空気が乾燥していれば風邪を引きやすくなるというのは有名な話ですが、室内に水槽があるとなんかほとんど風邪ひかないのは僕だけでしょうか。。。

熱帯魚水槽は加湿効果あり!?乾燥しやす季節の風邪やインフルエンザ対策にも有効!?

 

スポンサーリンク

マリンアクアリウム(海水魚)ではちょっと厄介

淡水魚の飼育では、「水が減ってるなぁ~。。。そろそろ足すかぁ」くらいにしか思わないかもしれません、、、まあこう思うのは海水魚の飼育でも同じですね(笑

ただし、海水の場合にちょっと注意しなくてはいけないのが、蒸発するのは100%水だけであって、塩分は水槽内に残るということです。

つまり、、、「水位が下がっている=水槽全体の塩分濃度が高くなる」という事なんですね。

とはいっても、海水の生物は、塩分濃度がピッタリこのくらいじゃなきゃダメ!ってことも無く、ある程度の幅に対応できますので、焦る必要は全く無いんですけどね。。。

 

ここで、注意する点としては、水位が下がると塩分濃度が高くなるので小まめに「足し水」する必要があるのですが、足す水は「塩水」ではなく「淡水」であること。

ここで、換水と同じよう適正値の濃度の塩水を入れると、水槽内の濃度が高くなっちゃいますからね!

特に、蒸発の激しい冬場なんかは蒸発した足し水という作業を小まめに繰り返すこともあり、塩分濃度、、、つまり比重が変化しやすいので、水槽の水位をチェックすると同時に、「比重計」を用いて比重もチェックするようにしましょう!

 

適性の比重は、1.023となりますが、基本的には1.020~1.027くらいの範囲で調整していれば、熱帯魚の飼育には問題ありません。

ただ、比重にかなり敏感な魚やサンゴの場合は、1.023前後を保つのが理想となってきます。

 

比重を計るアイテムとは・・・

そもそも比重と言うのは、まあ淡水と海水では、塩を含んでいる海水の方がちょっとばかし「重い」んですね。

その重さで、水の中に塩分がどれくらい溶け込んでいるかは、比重を計測することで簡単に知ることが出来ます。

比重を計るには、市販の比重計があればOKなので、海水魚飼育には必須アイテムと言っていいでしょう。

 

水槽内に入れておけば、針の指す場所で比重を簡単に知ることができます。

「テトラ ハイドロメーター」は使い勝手が良いのでお勧めですよ!

 

水に浮かべるだけという超簡単に便利な比重計もあります。

比重計をプカァ~っと浮かべた時に、水位の位置の目盛りが比重となるので、めちゃくちゃ簡単に計測できます。

手も水に入れなくていいですし、使う時だけ浮かべ、使い終わったら取り出すという事を出来るのが良い所です!

 

自動で水を足すことのできるアイテム

マリンアクアリウムでは、水が蒸発したら塩分濃度が高くなってしまうので、小マメな足し水が必要となってきます。

とは言っても、チビチビ足し水するのも面倒ってときもありますよね!?

また、旅行や実家帰省とか、、、家を数日~1週間ほど空けなくてはいけない場合は、足し水なんて面倒とか感じない人でも、そもそも家にいなければ100%不可能ですよね。。。

そんな時は、自動で足し水をしてくれる便利なアイテムがあります!

 

空いたペットボトルを「水入れ」として利用し、それを水槽に設置して少しずつ給水していく便利アイテムです。

簡易システムで、別途でペットボトルを用意する必要がある分、価格が安いので導入しやすいです。

本格的なものでは、「無電力自動給水システム」というのがありますが、高価で色々と設置するものがあるので、それほど大きくない水槽であれば邪魔になるかと。。。

 

足し水の目的は、水位を上げると同時に、水を入れることによって塩分濃度を元に戻すのが目的です。

なので、足し水は塩水じゃなく「普通の水」です。

※カルキ抜きを確実にしましょう!

また、比重計を日々チェックしながら、適正値よりずれてきたら塩水を入れるか、海水の素を足して、適正値に戻すように管理していきましょう!

スポンサーリンク