導入後すぐ海水魚に餌を食べさせるコツ(テクニック)とは!?人工or冷凍飼料を使い分けよう!

マリンアクアリウム

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人間と同じように、熱帯魚もゴハン(餌)を食べなくては、生きていけません。

しっかりとした食事を摂らなければ、元気に活動できないのは、僕ら人間や熱帯魚だって同じことなんですよね!

マリンアクアリウムを始めて、水槽内で海水魚を飼育すると、当然ですが魚に与えるため餌も必要となってきます。

特に、導入してすぐは慣れない環境で餌を食べなかったりもするので、「餌付け」が肝心となってくるんですね。

ここでは、海水魚を導入してすぐの「餌付け」のコツや、餌の種類などをご説明していきます!

 

海水魚の餌付けテクニックについて

海水魚の種類や、それぞれの個体差もあったりしますが、導入直後から餌をバクバク食べてくれる魚もいれば、全く口にしない魚もいます。

特に水槽に入れてすぐの時は、かなり神経質になっている場合が多く、水槽の環境に慣れてくるまで餌をほとんど食べないことだってあるんですね。

では、どうやって神経質になった海水魚を落ち着かせるのかと言うと、「棲みやすい環境づくり」が大切になります。

例えば、隠れる場所もなにもない場所であれば、常に気が立ってしまい神経質の魚にとってはストレスとなってしまいます。

また、身を隠す場所がないのに、照明器具(ライト)で明るく照らしてしまうと、かかるストレスは計り知れません。

 

逆に、ライブロックなどの岩とか、隠れ家用のオブジェクトをいれて、身を隠す場所をしっかりと用意してあげれば、導入直後は身を隠してストレスを軽減してやることが出来ます。

美しい魚を明るく照らして鑑賞したい気持ちをここでは抑えて、照明器具にも気を使った方が良いでしょう。

このように、しっかりと餌付けをするためには、魚のストレスを最大限に軽減してやるという事が大前提だといえます。

導入してすぐには餌は与えずに、導入した熱帯魚が落ち着いてきたのを確認してから餌を投入するようにします。

 

餌付けをしてみよう!

導入した熱帯魚が落ち着いたのを確認したら、最初は少量から餌を与えてみましょう!

魚種にもよると思いますが、与える餌は水質をあまり汚さない人工飼料がオススメです。

また、最初に人工飼料に慣らしておけば、後にも人工飼料メインい与えることが出来るので飼育がしやすくなります。

 

人工飼料の主な種類

水に浮く「フレークタイプ」は、薄い皮膜状の細かな餌で、水槽内に投入して水に浸ると水分を吸収して柔らかくなります。

基本的にフレークタイプは「浮遊性」ですが、水分を含んで重くなればゆっくりと水中に沈んでいきます。

このタイプの餌は、小型海水魚の主食に最適です。

 

「ペレットタイプ」といって、丸状のものから、少し細長い形状をした固形型の餌には、草食性の強い海水魚用~肉食性の海水魚向けなどがあります。

こちらは、投入してすぐに沈む「沈下性」が多いです。

 

また、色んな餌が一つのパッケージにまとまった「ミックスタイプ」の餌なんていうのもあるので、上記のいづれかの人工使用を与えるようにすればいいでしょう。

与えてみて、しばらく時間をおいても食べるそぶりが無ければ、水質を汚してしまうのでネットですくったり、ホースで吸い出しましょう。

 

この段階で人工飼料を食べたら、餌付けは問題なく完了ですね!

餌を与えるのも、マリンアクアリウムの楽しみの一つですから、以下で説明する冷凍飼料なども、たまには与えてみるといいかもしれませんよ。

 

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人工飼料を食べなかったら・・・

もし人工飼料に全く餌付かないとい場合は、もう一つ試していただきたいのが「冷凍飼料」です。

海洋で最も繁栄しているといわれるプランクトンの「コペポーダ」や、嗜好性の高い「ホワイトシュリンプ(イサザアミ)」などの冷凍飼料は、人工飼料に比べると圧倒的に食いつきがよく、空腹な個体であれば本能的に食べてくれることが多い餌でもあります。

 

主な冷凍飼料

ホワイトシュリンプは、淡水魚の餌で有名な「冷凍アカムシ」のように、小さなキューブ上のパックにいくつも収められており、押し出すことで少量ずつ与えられる便利なパッケージのものがあります。

とにかく嗜好性がいいので、大半の海水魚は喜んで食べてくれますよ!

 

冷凍コペポーダも、ホワイトシュリンプ同様に小さいキューブ上のパッケージで少量ずつ与えるタイプがあります。

小さな海水魚が主食としているプランクトンだけあって、とても嗜好性が良く、ホワイトシュリンプに比べて安価です。

ちなみに、コペポーダにはアスタキサンチンという色揚げ成分、つまり熱帯魚を美しくする成分が豊富に含まれているんです!

 

冷凍飼料を食べるようになったら人工飼料も!

冷凍飼料は喜んで食べてくれる・・・が、人工飼料はフルシカト状態・・・(泣

と言う感じで、冷凍飼料に餌付くようになったら、人工飼料も混ぜて与えるようにして、徐々に人工飼料に慣らしていきましょう!

何故、人工飼料に餌付けさせるのかというと・・・、それは冷凍飼料はコストが高すぎだからですね(汗

いくら冷凍されているとはいえ、時間がたてば劣化しますから、少ない量を小まめに購入しては、冷凍庫で保存し、それを取り出しては与えるという手間もかかります。

その点、人工飼料はフタ空ける→ぶち込む(以上!)だけで、価格も安いし、置き場所も水槽のそばにおいておけばいいし、良いことだらけなんですよね。

そして、徐々に人工飼料の割合を増やしていき、最終的には人工飼料をメインにし、たまには冷凍飼料もオヤツ感覚で食べさせてあげるという風に切り替えていければ完璧ですね!

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