海水魚を熱帯魚ショップで購入する時にチェック(確認)すべき重要なポイントとは!?

マリンアクアリウム

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マリンアクアリウム、つまり海水魚なサンゴなどの生体を上手に飼育するには、一番最初の「とにかく状態の良い個体」選びが重要となってくるんですね。

つまり、健康で元気な個体を選ぶってことですね!

水槽立ち上げに相当な時間を使ったとしても、病気を持っている個体を選んでしまっては意味がありませんからね(汗

ショップに売られている海水魚を覗いてみると、明らかに元気がなさそうな個体がいる場合もありますが、あまりマリンアクアリウムの経験が無い方や、初めての方にとっては、判断が難しいものも多く存在するんですね。

※実際に海水魚を飼育して経験を積んでいくうちに状態の”良い悪い”は分かるようになってきます!

ここでは、海水魚を購入するときにチェックしておきべきポイントをご説明していきますね。

 

海水魚購入時にチェックすべきポイントについて

マリンアクアリウムの水槽を立ち上げたら、後はいよいよ水槽内に導入する海水魚選びですね!

海水魚には色彩の美しい魅力的な種類がたくさんいますので、あれもこれも欲しくなっちゃいますよね(笑

まずは、自分が飼育したい海水魚を見つけ出し、気になる個体がいれば店員さんに「飼育がしやすい種なのか(又は難しい種なのか)」、「どれくらいのサイズまで成長するのか」なども聞いておくといいでしょう。

また、海水魚選びの時も店員さんに元気な個体を選んでもらうのが理想ですが、せっかくなので自分でも「良い個体」とそうでない個体の判断はできるようになったほうがいいですよね!?

なので、実際にショップに行ったら、以下の点に注目してみてください。

 

目に見える病気や傷(スレ)がある

熱帯魚全般に掛かりやすい病気として「白点病」という症状があります。

この白点病は、名前の通り体表に無数の白い点々が現れる病気なので、目視でハッキリと確認できます。

もし、体表の一部分にでも白い点が見られる場合は、ほぼ間違いなく白点病の症状ですので、そういった個体は絶対に購入してはいけません。

 

また、切り傷がある個体も注意が必要です。

何かにぶつかったり、擦れることが原因でスレ傷が出来る場合があり、体表が赤くにじんでいてハッキリと分かることもあります。

浅いスレ傷は時間の経過とともに治ったり、治療によって直すことも可能ですが、傷口から細菌が入り込んで病原菌に感染している可能性もあるんですね。

購入してきたときは何ともなかったけど、自分の水槽に移して時間が経ってから病気が発症したり、何より病原菌を持った個体を水槽内に入れてしまうと、水槽全体に細菌が蔓延して他の熱帯魚にも病気がうつってしまう恐れがあるんですね。。。

なので、傷のある個体も避けるようにしましょう。

 

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見るからに痩せている

見るからに「あれ・・・なんか痩せ細っている感じがする」という個体を目にすることもあります。

海水魚選びにおいて、痩せすぎの個体を選ぶのはNGです。

痩せている原因ですが、考えられることとしては、採取されてから輸送、、、そして店頭に並ぶまでに十分な餌を食べていない、または何らかの病気である可能性も考えられます。

「食べれば太る」

・・・と言うのが、まあ、、、普通かもしれませんが、お腹がベッコリ凹んだ魚はエサを食べさせてもなかなか元に戻らない個体もいるので、この痩せすぎと言う症状はかなり厄介なんです(泣

少しやせている、いわゆるスマート体形くらいなら問題ありませんが、お腹が凹むくらい”痩せすぎ”の個体は避けるべきです。

 

ちなみに、痩せている個体であっても餌を食べるそぶりを見せるようであれば、元気があると判断できるので、餌を食べていくうちに体形も元通りになってくるはずです。

逆に、全く餌を食べない、、、それこそフルシカト状態の個体は、そもそも痩せているだけじゃなく調子も悪い場合がほとんどなので要注意です。

気に入った個体が見つかれば、店員さんに頼んで餌を与えてもらい(可能であればですが)、しっかり餌付けできているかを確認できれば理想ですね。

 

寄生虫が付着していないかのチェック

海水魚には「寄生虫」がくっ付いている場合があるんですね・・・。

多いのは、「ハダムシ」などの小さくて白っぽい寄生虫です。

確認すべき点は、まず海水魚の目を見て、白っぽく濁って見える場合は体表にも寄生虫が付着している場合が多いんです。

また、寄生虫は蔓延している場合がありますから、水槽内に1匹でも寄生虫が付着している個体がいれば、別の個体にも付着している場合があるので注意しなくてはいけません。

 

泳ぎ方で判断する(弱々しいのはNG)

海水魚が複数入れられている水槽を見て、明らかに弱々しく泳いでいる個体を目にすることがあります。

例えば、水面付近でジッとしていたり、エラ呼吸が異常に早い・・・、またヒレをたたんで泳いでいる個体はいかにも元気がなさそうに見えます。

憶病で、常に物陰に隠れるような習性のある魚であれば話は別ですが、通常は元気に水槽内を泳ぎ回るような種類が、ヒレをたたんでいたり、フラフラ泳いでいる、口が開いたままになっている、、、という個体は要注意です。

極度に元気がないか、病気の前触れであることも考えられますので、そういった個体は購入してはいけません。

 

さいごに

水槽内で上手く海水魚を飼育する為には、まず「個体選び」が重要ですが、最初のうちは魚のコンディションを判断するのは難しいかと思います。

ただ、慣れてくるうちに「あれ?なんか変だな・・・」と、ちょっとした違いにも気が付くようになってきます。

なので、最初のうちは「とにかく色んな種類の魚を実際に見てみる」ことが大切です。

ショップに足を運ぶ機会があれば、色んな魚種を見て回りましょう。

海水魚が好きな方であれば、何時間でも見続けられそうですよね(笑

そうやって、少しずつより良い”目利き”が出来るようになっていくはずですからね!

 

・・・そういえば、ネットショップで購入する場合は「自分の目で見て」が出来ないので、完全にショップの方に任せることになります。

まあ、相手はプロですから、信頼のおけるショップ(良レビューが多い店とか)で購入するようにすれば、なかなか手に入らない個体がすぐに購入できたりで便利ですよ。

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