コケの掃除屋「ヤマトヌマエビ」は脱走名人!?飛び出し事故の原因と対策について

シュリンプ(エビ類)


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水草レイアウトのコケ掃除としてよく導入されるエビ類に「ヤマトヌマエビ」がいます。

アクアリウムで飼育する中のエビでは最も大型のエビで、昔から絶大な人気を誇る種類でもあります。

エビ類は「常に何かを食べている」というくらい、いつ見てもクチをモグモグさせており、大型のヤマトヌマエビは非常にコケ取り能力が高いことでも知られています。

このヤマトヌマエビの行動範囲は、「水槽全体」に及び、活発に泳ぎ回ったり動いたりします。

そこで懸念されるのが、水槽の外へピューン・・・と飛んでいく「飛び出し事故」です。

事実、ヤマトヌマエビは飛び出し事故が多いことで知られています。

が、実際には飛び出しよりも、障害物をよじ登ることで外へ出る「脱走」が非常に多いのです。

ここでは、ヤマトヌマエビの「飛び出し」や「脱走」にについてご説明していきたいと思います。

 

ヤマトヌマエビの飛び出しや脱走について考える

ある時、「あれ?ヤマトヌマエビの数が少ないような・・・」

僕はヤマトヌマエビを水槽で10匹程度を飼育していましたが、数が少なくなっているような違和感を覚えました。。。

ヤマトヌマエビを飼育している水槽では、生体が死んでしまうと元気なヤマトヌマエビに食べられてしまうので、死んで食べられてしまったのかなぁ・・・とか考えていましたが、ある時に水槽から数メートルも離れた予想だにしない場所から、カッピカピに干からびて琥珀色に輝くヤマトヌマエビが落ちていました(汗

そう、、、つまり「飛び出し」か「脱走」によるものです。

いづれにしても「飛び出し事故」であることに違いは無いですね。

いつ見ても小さな手でツマツマしてコケを掃除してくれていただけに、干からびているヤマトヌマエビを見た時はちょっぴりショックでしたが、実はヤマトヌマエビは飛び出し事故というよりも、障害物をよじ登り外へ出ることもあるんですね。

 

ヤマトヌマエビの脱走する理由とは

ヤマトヌマエビは、よく脱走することで知られています。

その理由としは、「水質が合わない」「他の生体に突かれて突発的に飛び出す」など様々なことがいわれていますが、実際にはコレといった原因は不明です。

非常に活発で活動的な生き物ですから、行けるところに行ってみたいというような好奇心もあるのかもしれませんね。

 

障害物を登って外へ飛び出すことがある

ヤマトヌマエビは色んな場所に餌を求めて動き回ったりします。

水槽で、高い水草を育成している場合は、水草を登って水面近くで餌を食べている姿も度々目にすることが出来ます。

また、エアーチューブを入れていたり、ヒーターなどの線、フィルターなどのパイプなどの障害物をよじ登り、いわゆる脱走をする「脱走名人」の異名すら付いているほどの生物なんですね。

実際に、水面から飛び出すよりも、足場になりうるものが一つでもあれば、それをよじ登れてしまうというほうが怖いです。

 

まあ普通に水面から飛び出すことが無いといえば、ゼロでもありません。

確かに、ヤマトヌマエビは驚いたときなど俊敏な動きを見せ、水面にいるときに他の魚や物音などに驚いた時に、瞬間的に動いて外に飛び出すこともあるかもしれません。

ですが、ヤマトヌマエビが外に出てしまう原因は、「脱走」のほうが圧倒的に多いです。

 

わずかな足場があれば脱走可能に!

驚くことに、水槽の内側にあるコーナー部分(全4か所)が水槽を接合するためのシリコン素材があるものは要注意だといいます。

人の手で触っても滑々な感じでも、ヤマトヌマエビはそんな僅かなモノを足場に簡単に登ってくることが可能なんですね。

というのも、ヤマトヌマエビは自然界では海から渓流域まで遡ってくるという生態を持ちます。

その途中でいくつもの障害を乗り越えるくらいの強靭な身体を持っているんですね。

人間でいうロッククライミングの達人ってとこでしょうか。。。

 

ただ単にフタをすればいいという訳ではない

上記のことから、ただ単に水槽上部に蓋をしただけでは、完全に飛び出し事故を防ぐことは不可能です。

たとえば、、、

 

水槽のコーナー部分は、エアチューブやコードを通せるようになっているタイプも多いですよね。

少なくてもどこか1か所はこういうタイプを使用しないと、コードやフィルター菅を通すことが出来ないので、このタイプを使用している方も多いはずです。

この部分は、水槽のつなぎ目のシリコン部分の真上にあたりますので、限りなく脱走を防ぐには、この穴を塞ぐ必要があります。

塞ぐといっても、何か軽いものを置いたり張り付けるなどして、ネズミ返しみたいな感じにすれば脱走を防ぐことが出来ます。

特に、コードやフィルター菅、エアーチューブなどを入れているコーナー部分には、ネットを張ったり、ラップを被せるなどして、隙間をなくすことで脱走者を限りなくゼロにすることが出来るはずです。

 

水量にも注意を

水槽の水位を、ギリギリまで入れてしまうと、ヤマトヌマエビは当たり前のように脱走をしてしまいます。

これは、ミナミヌマエビでもよく見られます。

 

  • 水槽の接合部分にシリコンがむき出しになっている
  • コードやパイプ、エアチューブなど外から水槽内に入れているものが多い
  • 水位が高い

 

上記の項目がすべて当てはまると、それはヤマトヌマエビにとって非常に脱走しやすい状態であるといえるので、しっかりとフタをした上で、水槽の角(コーナー部分)にも脱走できないような仕掛けを施して、ヤマトヌマエビが干からびてしまうのを防ぎましょう!

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