体表が輝く「ゴールデン・エンゼルフィッシュ」の魅力|飼育方法や導入時の注意について

エンゼルフィッシュ


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熱帯魚といえば「エンゼルフィッシュ」は代名詞ともいえるほど古くから人気のある種類で、この名前を聞いたことが無いという方はいないというほど有名ですね。

実際に見たことが無くても、何かしら魚のイラストで使用されやすいので、エンゼルフィッシュと聞くと何となくどんな魚かイメージが付くのではないでしょうか。

体高が高く、独特な「体形(形)」をした、魅力的な魚です。

エンゼルフィッシュと言っても、その種類は豊富ですが、ここでは飼育がとても容易な「ゴールデン・エンゼルフィッシュ」について説明していきたいと思います。

 

ゴールデン・エンゼルフィッシュについて

ゴールデン・エンゼルフィッシュは、黄変した個体を固定化した改良品種で、エンゼルフィッシュの中でも特にポピュラーな種類と言ってもいいでしょう。

黄変はアルビノとは異なり、体表はアルビノにそっくりですが、目の色が赤くない(アルビノは目が赤くなる)ので判別が容易です。

 

エンゼルフィッシュの魅力は、上下にシュッと伸びる発達したヒレ、そして胸のところにある2本の長い胸ビレがカッコいいところですね。

とても体高があり、水槽内でも特に目立つので見ごたえが抜群で観賞価値が非常に高いです。

エンゼルフィッシュは「熱帯魚の女王」とも呼ばれ、その優雅な姿は人々を魅了しているんですね。

 

このゴールデン・エンゼルフィッシュは、小さいうちは全体的にアルビノ種のような綺麗な白色をしています。

成長してくるにつれ、体表が輝きを見せて美しさが増し、頭部から背びれにかけて黄色~オレンジ色の発色を見せます。

大人になったゴールデン・エンゼルフィッシュは特に美しいので、小さいうちから飼い込んで色彩の変化を楽しむのもいいかもしれませんね。

 

ゴールデン・エンゼルフィッシュの飼育データ

  • 体長:最大で約12cmほど
  • 水質:弱酸性~中性
  • 水温:22℃~32℃
  • 寿命:5年~7年

 

ゴールデン・エンゼルフィッシュは体長が約12cmになる中型の熱帯魚です。

小型の熱帯魚は食べられてしまう恐れがあるので混泳は避けたほうが無難です。

混泳が適した魚といえば、コリドラスとかクーリーローチといった低層で生活をする種類とは相性が抜群です。

また、エビ類は格好の餌食になってしまうので、絶対に一緒の水槽に入れてはいけません。

ゴールデン・エンゼルフィッシュは、エンゼルの中で最も飼育しやすく、最初に飼育するエンゼルフィッシュとしてはお勧めの種類となります。

 

国内ブリード個体と海外ブリード個体は一緒にしてはいけない

エンゼルフィッシュ全般に言えることなんですが、国内ブリード個体と、海外ブリード個体を一緒の水槽に入れてしまうと細菌性の伝染病が蔓延することで知られています。

最初に同じ水槽に入っているエンゼルフィッシュを購入するときは全く問題ないのですが、また次にエンゼルフィッシュを新たに導入するときは要注意ですね。

もし、エンゼルフィッシュが好きで、段階的に増やしていきたいと考えている方は、ショップがどこでブリードされた個体かハッキリと把握しているようなショップ選びが重要となってきます。

名前に(国産)や(国産ブリード)といった表記があれば、次も同じ国産タイプの中から選べばいいので安心できます。

 

広々としたスペースでの飼育を

(ゴールデン)エンゼルフィッシュは、とても体高がある熱帯魚です。

特に、上下に伸びる長い背びれと尻ビレ、胸ビレが特徴的です。

エンゼルフィッシュの体形をカッコよく育てるためには、この各ヒレを十分に伸ばせるような広々としたスペースが必要です。

エンゼルフィッシュの場合は、水槽幅だけではなく、高さも必要になってきます。

各ヒレが十分に伸ばせないような狭い水槽では、ヒレが縮ませたような感じになってしまい見ごたえが全くなく、本来の魅力が十分に見られません。

逆に、しっかりと広い水槽で飼ってあげれば、カッコいい体形に育ってくれます。

 

小さいうちは水質の変化に弱い面がある

ゴールデン・エンゼルフィッシュは、とても丈夫で飼育しやすい熱帯魚ですが、水質に若干うるさい面があります。

特に小さいうちはその傾向がもろに出ます。

なので、これからの飼育を少しでも楽にするためのポイントとしましては、国産ブリードタイプを購入することです。

国産タイプであれば、日本の水に既に馴染んでいるので、そこまで水質(pH値)が急変化するということはないでしょう。

あとは、しっかりと濾過の効いた水槽で飼育してあげれば問題は無いです。

 

また、導入時の水合わせもしっかりと行うようにしましょう。

一度、水槽内の水質になれてしまえば、すぐに適応して飼育が楽になります。

熱帯魚を水槽に入れる前に!水合わせの基本で王道「点滴法」に必要な道具とやり方

 

餌は基本的に何でも食べる

ゴールデン・エンゼルフィッシュは、基本的に熱帯魚の餌であれば何でも食べてくれます。

ただ、与える餌によって発色の美しさ、いわゆる色揚げ効果が変わってくるので、エンゼルフィッシュ専用の人工飼料をメインに与えるのが良いかもしれませんね。

たまには、栄養豊富な冷凍アカムシや、他の餌も混ぜて与えるのもいいでしょう。

 

ゴールデン・エンゼルフィッシュの繁殖について

ゴールデン・エンゼルフィッシュの繁殖は、水槽内繁殖が比較的容易に楽しめます。

ただ、オスとメスの判別が難しいので、繁殖にチャレンジしたい場合は、複数購入してその中からペアを得るのが現実的でしょう。

ペアが出来ると、2匹で仲良く寄り添って行動し、気に入った場所にテリトリーを持ち、他の個体を追い払う姿が見られるようになります。

複数の個体の中から最初に誕生したペアは、とても相性がいい個体同士で、繁殖の成功率も高いです。

その2匹を別水槽に移して繁殖行動を観察するのもいいでしょう。

卵は、アマゾンソードなどの葉の大きな水草が良き産卵場所となります。

エンゼルフィッシュは、卵の管理から稚魚の世話までしっかりとする魚なので、特に隔離せずに任せっきりで大丈夫なんですね。

飼育者が行うこととしては、稚魚用の餌としてブラインシュリンプだけ投入してやるといいでしょう。

稚魚の成長が早くなる!栄養価MAXの生餌「ブラインシュリンプ」を孵化させて熱帯魚に与えてみよう!

 

複数飼育している水槽でも繁殖は可能ですが、他の個体に卵や稚魚が食べられてしまう恐れがあります。

出来れば、ペアだけを入れた水槽でじっくりと観察するのが良いかと思います。

 

さいごに

ゴールデン・エンゼルフィッシュは、小さいときはアルビノの白っぽい体表をしただけという感じですが、成長するにつれて体表に光沢が出て輝きが増し、黄色~オレンジ色の発色が見られるようになる美しい熱帯魚なんですね。

体高があり、発達したヒレが魅力で、体形がカッコよく、水槽にいるだけで見ごたえのある、そして観賞価値の高い水槽にしてくれます。

繁殖も面白く、卵・稚魚の管理~世話までしっかりとこなす魚なので、飼育に馴れてきたら繁殖にもチャレンジしてみるのもいいですね!

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