まるでルビーとサファイアみたい!泳ぐ熱帯魚界の宝石「ネオンテトラ」の魅力や飼育方法

カラシン科

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熱帯魚の「入門魚」といえば、グッピーとかエンゼルフィッシュ、プラティなどアクアリウムをやったことがない人でも何となく聞いたことがあるような名前の魚がいますが、その入門魚の中でも一際目立つ存在なのがネオンテトラではないでしょうか。

ネオンテトラといえば、輝くような青いラインを背中に持ち、鮮やかな赤いラインが腹部から尻尾にかけて入った美しい魚です。

まさにサファイアとルビーのような色彩を合わせ持った、宝石のような姿から絶大な人気を誇る熱帯魚となっています。

アクアリウムを始める方には、まず最初にオススメしたい熱帯魚です。

 

ネオンテトラについて

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今でこそネオンテトラは「初心者でも買いやすい」「非常に安価」な熱帯魚として知られていますが、この魚が日本に入ってきて間もないころは1匹数万円という、今では信じられない価格で取引されていたことがありました。

価格は需要と供給で決まるもので、当時はその美しさから欲しがる人が多いにも関わらず、非常に希少な存在だったのですね。

ネオンテトラは、アマゾン川上流に広く分布しており、当時は野生(ワイルド)の個体を採取し、それが日本に持ち込まれるだけだったのです。

ワイルド種は、現地の水質や温度に限りなく近い状態を再現した水槽でなくては飼育や繁殖が難しく、非常に飼育が難しい熱帯魚だったのです。

今では考えられませんよね!?

そして、収まることのないネオンテトラの人気から、東南アジアを中心に本格的な養殖が始まります。

ワイルドから養殖して、そしてさらに代を重ねると現地以外の水質でも対応しやすい体質へと変化します。

今では飼育が非常に容易で、少々難しいですが水槽内で繁殖させることも可能となっています。

価格帯は1匹あたり100円前後、まとめて購入すると1匹あたり50円~80円ほどで購入できます。

 

ネオンテトラの飼育データ

  • 体長:約4cm
  • 水温は20℃~28℃と幅広い温度で飼育が可能
  • 水質は中性~弱酸性
  • 寿命:1年~2年ほど

 

ネオンテトラは、どんなに大きくても4センチほどまでにしか成長しない小型のカラシン目カラシン科の熱帯魚です。

今ではカラシン科を代表する存在と言ってもいいでしょう。

寿命は平均して1年半~2年くらいといわれています。

 

ネオンテトラの魅力について

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宝石のような美しすぎる姿

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ネオンテトラの魅力といえば、眩しいくらい光り輝く青いライン、その下方に入る鮮やかな赤が目につくかと思います。

僕もアクアリウムを始めるときに、友達からメダカを分けてもらって、飼育しているうちに「もっと色んな魚を飼ってみたい!」という思いで熱帯魚ショップに行き、最初に目についたのがネオンテトラでした。

僕にとってネオンテトラがアクアリウムの出発点となったのですが、同じようにネオンテトラからアクアリウムを始める方は多いのではないでしょうか。

そういえば、似たような見た目の熱帯魚でカージナルテトラがいます。

両者の違いは、赤色のラインの長さ。

ネオンテトラは腹部中央から尻尾にかけて赤いラインが入りますが、カージナルテトラはエラ付近まで赤いラインが伸びます。

また、カージナルテトラの方がネオンテトラより一回り大きくなります。

両者を混泳させると、互いの魅力が良く見られていいかもしれませんね。

 

混泳に適した熱帯魚

混泳といえば、異なる種類の熱帯魚を一つの水槽に泳がせることです。

熱帯魚を飼っていると、魅力的な魚を見つける度に「この熱帯魚をウチの水槽に入れたい!」と思うものです。

ちなみに、ネオンテトラはとても温和な性格で、どんな魚とも混泳が可能です。

数匹泳がせるだけで、宝石のような見た目がよく映え、これほどまでに混泳に適した熱帯魚は他にいるのかってくらい、混泳向きの魚です。

しかし、混泳させるにはその魚の性格だったり、成長したらどれくらいの大きさに成長するのかを確認しなくてはいけません。

気性が荒く、縄張り意識が強い魚とは混泳は難しいですし、温和な性格の魚でも体長が大きくなる魚だと、その魚が大きくなったらネオンテトラはエサにされる危険があります。

もともとネオンテトラ自体が小さい魚なので、大型種との混泳はできませんね。

個人的には、オレンジとかホワイトとか色鮮やかな種類がいる「プラティ」との混泳が好きです。

 

ネオンテトラの繁殖

ネオンテトラは水槽内での繁殖が可能です。

慣れればむしろ容易にできるとまで言われています。

ネオンテトラは6カ月ほどで成魚となり、この期間が経過していれば季節問わずに繁殖が可能となります。

確実に繁殖を成功させるには、若いオスとメスの個体を分ける方法が良いとされます。

オスとメスの判別方法は、メスは産卵時期になると抱卵の影響でお腹がふっくらしてくるのに対し、雄はスマートかつ各ヒレが大きめなのが特徴です。

この時期になると、メスが卵を抱えている姿が見られるのでそれで判別することも可能でしょう。

メスは卵を水槽内の水草や砂利にバラまくように産卵するので、混泳水槽などでは高確率で食べられてしまうんですね。

孵化しても、稚魚はとても小さいため茂みからヒョイって出てきたときに食べられる恐れがあります。

なので、ネオンテトラを本気で繁殖させようと思う場合は、繁殖用の水槽に少数のオスとメスを一時的に移す、抱卵を確認して産卵が終わったら親のネオンテトラをもとの水槽に戻すという方法が確実かと思われます。

産卵水槽の水質は弱酸性で、水温は25℃~26℃が望ましいです。

生まれたばかりの稚魚は明るい場所を嫌う傾向にあるので、照明の強さと弱め、照明時間も短めにします。

生まれたばかりの稚魚はビックリするくらい小さいので、餌はパウダータイプの人工飼料かブラインシュリンプを与えることになるでしょう。

ネオンテトラの繁殖は、なかなか難しそうですがチャレンジしてみるのも面白そうですね。

 

ネオン病について

熱帯魚を飼っていると魚が病気に掛かってしまうことがあります。

水質悪化や細菌が何らかの理由で入り込むこと等、生き物を飼っている以上付きものです。

ただ、この「ネオン病」という、この魚特有の病気があります。

この病名からしても、ネオンテトラ特有の病気であることが伺えますよね。

このネオン病ですが、実は「ネオンテトラの不治の病」と言われていて、残念ながら有効な治療法はなく、発症すれば高確率で死に至ります。

ネオン病の特徴は、体の一部分が白っぽくなってきて、やがて全体的に色が抜けたように見えます。

ネオン病になっている個体が1匹でもいると、その水槽内にいるネオンテトラが全滅したという報告もあるので、ネオン病の疑いがある個体は別水槽に隔離する必要があります。

このネオン病の原因は、輸入されてくるときにネオンテトラ同士がぶつかったり、擦れあったりしたときに出来た傷から細菌が入り込むことで起こるとされています。

つまり、入荷直後の個体は全てネオン病のリスクがあるといってもいいでしょう。

このネオン病は今のところ、「ネオンテトラ」「カージナルテトラ」「グリーンネオン」特有の病気であると確認されています。

同種同士では非常に感染力が強いにも関わらず、他の種類には移らないことでも知られています。

ネオンテトラは複数匹飼うことが多い熱帯魚なので、体色に異常がないか常に確認するようにしましょう。

ネオンテトラの3大病気を知り導入前に対策を打とう!原因や症状・対処方法について

 

さいごに

数多く存在する中で最も人気のある熱帯魚といっても過言ではないネオンテトラ。

10匹、20匹というように複数で飼うことで真の美しさが見られる熱帯魚なので、初めてアクアリウムで魚を導入する方は、ネオンテトラを複数匹飼育することから始めてみるのもいいですよ。

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