大きな赤い目が光る!超小型の海水魚「アカメハゼ」の飼育方法や混泳・導入時の注意点

アカメハゼ

スポンサーリンク



淡水魚のようにマリンアクアリウム(海水の水槽)で、小型種をたっくさん群れで”群泳”させたいと思ったことは無いでしょうか?

海水魚には同種同士では小競り合いとかで、群泳が難しいものが多かったりします。

そして、超小型種って淡水魚には多いけど、海水魚ではなかなかいないですよね。。。?

そんな、超小型の海水魚をお探しの方に、是非オススメしたいのが「アカメハゼ」です!

色彩的には、赤と言うよりも目元がピンク色、そして腹部が黄色く染まり、群れで導入すると相当美しい水槽が作れますよ。

ここでは、アカメハゼの飼育方法や導入時の注意点などをご説明していきますね!

 

アカメハゼについて

アカメハゼは、太平洋西部海域に生息しているハゼの仲間です。

「遊泳ハゼ」で、水槽の中層あたりを群れで泳いでいる姿は見ものです。

 

名前の通り、目が大きな赤(実際は赤紫~ピンクに輝いています!)が特徴で、お腹の部分が黄色の発色をしている、小さくても美しい色彩を持つ魚なんですね。

背中から尾びれにかけての部分は透明で、高級感すら感じるような姿をしています。

自然界では、数十匹という群れで行動し、ミドリイシ類と呼ばれるサンゴが密集する割と浅い場所に多く見られ、サンゴの枝の部分に隠れる(体をくっ付けて)ように身を寄せている姿が印象的です。

 

ミドリイシと呼ばれるハードコーラルは、水質に敏感で飼育が難しいですが、出来れば自然下のようにミドリイシを育成しているような水槽で沢山のアカメハゼを群泳させてみたいですよね!

水槽下ではライブロックも良き隠れ家となるので、サンゴのように難しい育成の無い、ライブロックメインでレイアウトした水槽もお勧めです。

身の危険を感じると、お腹をライブロックにピタッとくっ付けた状態で、しばらくの間はジッとしている姿が観察でき、なんとも可愛らしいです(笑

 

アカメハゼの飼育データ

  • 体長:1.5cm~3cm
  • 水温:24℃前後
  • 寿命:(推定)2年前後
  • 参考価格:1匹あたり1000円前後

 

アカメハゼは、体長が最大でも3cm以下という超小型の海水魚です。

極小サイズの為、他の熱帯魚と混泳して楽しむというよりかは、同種を複数匹で飼育するのが望ましいでしょう。

水槽内で飼育すると、それぞれの縄張りを持つようになり、時より体を小刻みに震わして威嚇したり、小競り合いをしますが、問題になるようなことはないです。

基本的にハゼの仲間は協調性があるので、複数匹導入してあげることで水槽内を共に遊泳するようになります。

飼育もそれほど難しい種ではありませんので、超小型の美しい魚が欲しいという方にはピッタリの存在だといえます。

 

スポンサーリンク

アカメハゼの餌について

自然界では、ミドリイシが密集した場所を浮遊しながら、流れてくるプランクトンを食べているんですね。

なので、動物性プランクトンの冷凍のコペポーダか、ブラインシュリンプを沸かして与えるのも良いでしょう。

稚魚の成長が早くなる!栄養価MAXの生餌「ブラインシュリンプ」を孵化させて熱帯魚に与えてみよう!

 

とは言っても、いきなり人工飼料を食べてくれる個体も多いので、あまり餌付けに苦労することが少ないハゼでもあるんですね。

口が小さいので、人工飼料は砕いて小さくしてから与えるといいですよ。

 

警戒すると、縄張りとしている場所にピタっと張り付いて身を隠そうとしますが、水槽の環境に慣れてきたら、人が近寄ると水槽のガラス面にお腹をピッタリくっ付けて餌を欲しがる姿が見られることもあります!

想像するだけでめちゃくちゃ可愛い奴ですよね!?

色々と可愛らしい行動を見せてくれる魚です(笑

 

さいごに

大きくて赤い目、そして黄色く発色したお腹、、、そんなちっちゃい魚が、お腹をピタァ~っとくっ付けて身を隠したり、たまには小競り合いをしたり、、、複数で遊泳しだしたり。。。

興味深い行動ばかりで、とにかく複数匹でじっくりと観察すれば、いつまでも見ていられそうな魅力ある魚です。

マリンアクアリウムで、小さくて美しい魚を複数で楽しみたい方は、是非アカメハゼをチェックしてみてくださいね!

スポンサーリンク