優雅で長いヒレを持つ「ロングフィン・ネオンテトラ」の飼育方法と導入時の注意点について

ネオンテトラ


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熱帯魚の中でも最も人気のある種類の一つに「ネオンテトラ」という種類の魚がいます。

既にアクアリウムをやっている方からすれば、知らない方がおかしいくらい有名な名前ですよね。

この、ネオンテトラには突然変異個体である「アルビノ」や、発光バクテリアが原因で体表が銀色に輝く「プラチナ」個体などが出回るようになっています。

この他にも、改良品種の「ロングフィンタイプ」というネオンテトラが存在します。

ロングフィンタイプとは、全てのヒレが伸長し、ベタのように優雅な姿を見せる美しいネオンテトラなんですね。

ここでは、このロングフィン・ネオンテトラについてご説明していきたいと思います。

 

ロングフィン・ネオンテトラについて

ロングフィン・ネオンテトラは、2007年に輸入された、熱帯魚ショップならどこにでも売られている人気魚のネオンテトラを改良したもの、つまり改良品種なんですね。

ブリード(養殖)技術の高いドイツで作出された品種ですが、まだヒレの長さが個体によって差があることから、さらに改良が進んでいくといわれています。

※さらにヒレの長い「スーパーロングフィン」や、ゴールデン個体、ダイヤモンド個体も出回っています。

 

ただ、まだ流通量がそれほど多くないことから普通のネオンテトラに比べて圧倒的に高価となっています。

※2018年10月時点で、1匹あたりの価格が1500円前後が目安です。

 

ネオンテトラといえば、鮮やかな赤色に、輝く青色のラインが美しい熱帯魚です。

その美しい個体に、ベタのような優雅で大きなヒレを掛け合わせたような、非常に観賞価値の高い姿となっています。

 

まるでルビーとサファイアみたい!泳ぐ熱帯魚界の宝石「ネオンテトラ」の魅力や飼育方法

 

ベタの種類「トラディショナル」「ショーベタ」「プラカット」「ワイルド」をタイプ別にご紹介

 

ロングフィン・ネオンテトラの飼育データ

  • 体長:約5cm~6cm
  • 水質:弱酸性~中性
  • 水温:20℃~25℃
  • 寿命:1年~2年

 

ロングフィン・ネオンテトラは、体長が最大で5cm~6cmほどの小型の熱帯魚です。

体長5cm~6cmとは書きましたが、これは尾びれが伸長する為で、胴体は普通のネオンテトラと変わりありません。

※普通のネオンテトラで、体長4cmほどです。

 

水質にもそれほど敏感ではなく、初心者でも容易で飼育することが出来る、いわば「入門魚」的な存在でもあります。

性格も温和で、同サイズで大人しい種類の熱帯魚であれば混泳も問題なく楽しめます。

 

ロングフィンタイプが故に泳ぎが苦手or傷つきやすい

優雅なヒレを持つベタを飼育したことがある方なら分かると思いますが、大きなヒレを持つ熱帯魚は泳ぎがとても下手くそなんですね。

小型のカラシンは素早い動きのものが多く、泳ぎがとても得意というのが普通です。

が、このロングフィン・ネオンテトラに関しては、観賞用に改良された品種が故に、ヒレを大きくして観賞価値は大幅にアップしましたが、そのヒレは泳ぎを妨げるという熱帯魚にとってマイナスの要素に繋がっています。

ロングフィン・ネオンテトラを飼育する場合は以下の点に注意する必要があります。

  • 強い水流が苦手なので、水流を穏やかにする対策が必要
  • 大きなヒレは傷つきやすいので障害物には要注意

 

ロングフィン・ネオンテトラにとって、強い水流は大きな敵となります。

強い水流のところでは、まともに泳げないどころか、水流に負けて流されてしまうこともあります。

なので、フィルターの排出口から勢いよく水が出て、強い水流を作り出しているような水槽だと、そもそも飼育自体が難しいので、あらかじめ水流を弱める施策を施した後、導入するようにしましょう。

 

また、大きなヒレは障害物などにぶつけたり、擦れたりしやすく、とても傷つきやすいです。

なので、尖ったり、角が多々あるような石や流木は、なるべくレイアウトに用いない方が無難です。

 

ロングフィン・ネオンテトラのかかり易い病気

熱帯魚で最もかかり易い病気の一つに「白点病」があります。

これは、カラシン科のような小型の熱帯魚にも度々見られ、ネオンテトラも非常にかかり易い病気の一つでもあります。

白点病は、水温が低い状態での飼育で感染のリスクが高く、逆に高水温だとほとんど症状が見られません。

厳密に言うと、25℃より低くなるにつれ発症リスクは高まり、25℃以上だとあまり感染しない病気なんですね。

なので、25℃くらいで飼育することで白点病を発症させるリスクを激減することが出来ます。

熱帯魚の体表に白い点々が!?「白点病」の原因と症状|治療方法や魚病薬について

 

また、ネオンテトラの特有の病気の一つに「ネオン病」があります。

ネオン病は、不治の病といわれ発症すると遅かれ早かれ死に至る怖い病気なんですね。

この病気は、ネオンテトラ、カージナルテトラ、グリーンネオンくらいしか発症が確認されてなく、この他の熱帯魚は不思議なことに感染しないことで知られています。

ロングフィンタイプは、ネオンテトラの改良品種であるため、ネオン病リスクも例外ではないでしょう。

 

ネオンテトラがかかり易い病気や、その対処法は下記のリンクをお読みください。

ネオンテトラの3大病気を知り導入前に対策を打とう!原因や症状・対処方法について

 

複数泳がせて観賞価値を高める!

ロングフィン・ネオンテトラほど、小型の熱帯魚で観賞価値の高い魚は少ないというくらい、美しい姿をしています。

値段は張りますが、ロングフィン・ネオンテトラは複数で飼育してこそ真に美しい姿が見られます。

また、どうせロングフィン・ネオンテトラを導入するなら、水草を沢山茂らせた水草レイアウトがお勧めです。

水草の緑に、ルビーサファイアのような宝石色が映え、優雅なヒレを見せる姿は、想像するだけで憧れますね!

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