アジアアロワナ激似の人気大型魚!「ノーザン・バラムンディ」の飼育方法と注意点など

アロワナの仲間

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大型魚で最も人気のある種と言えば「アロワナ」を連想する方が多いのではないでしょうか。

人気のアジアアロワナは非常に高価ですし、比較的安価に幼魚が購入できるシルバーアロワナは、体長が最大でメートル級にまで成長するので敷居が高かったりするんですね。

でも、「やっぱアロワナを飼ってみたい!」という方に、お勧めの熱帯魚に「ノーザン・バラムンディ」というアロワナの仲間がいます。

ノーザン・バラムンディは、アジアアロワナに非常によく似たフォルムですが、比較的安価で、体長も60cmほどまでしか成長しません。

なので、120cm規格水槽があれば容易に飼育が楽しめるアロワナなんですね!

以下では、ノーザン・バラムンディの飼育方法や導入時の注意点についてご説明していきますね。

 

ノーザン・バラムンディについて

ノーザン・バラムンディは、オーストラリア北部やパプアニューギニアに生息するアロワナの仲間です。

他の人気種よりも日本に紹介されたのは遅かったことから、輸入されてきた当初は「新しいアロワナだ!」と、かなり話題になり、値段も今と比べ物にならないほど高価だったんですね。

当初、話題になり騒がれたのには、ノーザン・バラムンディは、あの人気種「アジアアロワナ」と非常によく似た姿をしていることが人々の目を惹きました。

ヒレの位置も概ねアジアアロワナと同じで、体高があってガッチリ体形もよく似ています。

また、体色も非常に美しい熱帯魚で、ゴールドに輝く体表にウロコがピンク色に色付くというゴージャスな魚になります。

現在は、ブリード(養殖)個体が出回るようになっており、安価に購入できるアロワナとして非常に人気の高い熱帯魚となっています。

 

シルバーアロワナも魅力的ですが、体長が1メートルまで成長する超大型魚なので、最終的には120cm水槽でも狭くなってしまいます。

シルバーアロワナのスレンダー体形によく似たブラックアロワナは、水槽内飼育では60cmくらいまでしか成長しないのでスレンダー体形が好きな方であれば、ブラックアロワナを、アジアアロワナみたくガッチリ体形が好きな方は、ノーザン・バラムンディを選ぶというのもいいかもしれませんね!

 

ノーザン・バラムンディの飼育データ

  • 体長:60cm
  • 水温:23℃~30℃
  • 水質:中性~弱アルカリ性
  • 寿命:10年ほど
  • 参考価格:1匹あたり8000円くらい

 

ノーザン・バラムンディは、体長が最大で60cmほどの大型熱帯魚です。

アロワナの中では小型種のほうなので、120cmの規格水槽画ればペットフィッシュとしてずっと飼育することが可能です。

熱帯魚の水槽のサイズとタイプ別の水量(ℓの計算式も)一覧|一番お勧めのサイズとは!?

 

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ノーザン・バラムンディの混泳について

ノーザン・バラムンディは、幼魚のうちから気性の荒い熱帯魚なので、混泳が難しい種であることで知られています。

混泳させる場合は、広々とした水槽が必要となり、狭い空間だとストレスから他の熱帯魚を攻撃しやすくなると言われます。

なので、90cmでは小さく、120cmは最低限、必要となるでしょう。

 

ノーザン・バラムンディを飼育している人で、良く混泳させている種としては、ポリプテルスの仲間が非常に多く見られます。

また、セルフィンプレコなど、低層を生活圏とする熱帯魚とは相性が良いことが伺えます。

また、食べ残しなどを綺麗にしてくれるタンクメイトとして、キングコングパロットファイヤーと混泳させている人も多いです。

キングコングパロットファイヤーは、アジアアロワナのタンクメイトとしても良く導入される魚なので、相性がいいのも頷けます。

タンクメイトに最適な中型熱帯魚「キングコングパロットファイヤー」の飼育方法と注意点

 

ノーザン・バラムンディの餌について

ノーザン・バラムンディは、導入してすぐ人工飼料を食べてくれることが多いので、餌付けに苦戦することはほとんどない魚です。

水面に浮いている状態の餌が食べやすいので、浮遊性タイプの人工飼料をメインに与えるといいでしょう。

また、人工飼料よりも生餌を好むので、コオロギなどの昆虫や、餌用の小魚も定期的に食べさせてあげるのも良いですよ!

 

飛び出し事故には注意を!

ノーザン・バラムンディだけじゃなく、大型魚全般的に言えることなのですが、ただ単にフタをしているだけだと、ジャンプした勢いでフタを持ち上げて外に飛び出してしまうという事が結構あるんですね。

大型魚とは、それほど力が強いんですね。。。

ノーザン・バラムンディ自体、水槽の外へ飛び出してしまう、飛び出し事故の多い熱帯魚なので、フタは必須ですが、ジャンプした勢いで持ち上がらないようくらいの重りをフタの上に乗せておく必要があります。

 

さいごに

アクアリストなら、アジアアロワナをいつか飼育したいなぁ~と思う事って絶対にあると思うんですね。

でも、アジアアロワナってめちゃくちゃ高いんですよね(汗

寿命が長いのでペットを飼うと考えれば普通なのかもしれませんが、実際のところなかなか手が出せない方も多いはずです。

そんな時にオススメしたいのが本種のノーザン・バラムンディです!

姿はアジアアロワナそっくりで、体長も同じく60cmほどと、まさにアジアアロワナを飼う感覚と同じで飼育が出来ます。

体色も、全体的にゴールド(金色ですよ!)に輝き、鱗(うろこ)がピンク色に染まるという、高級感あふれる姿も、アジアアロワナとは違った魅力が楽しめるはずです。

120cm水槽さえ用意できる環境にあり、アロワナを飼ってみたいと思う方は、ノーザン・バラムンディから飼育を始めてみてみるのもいいかもしれませんよ!?

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