美しいオレンジとヤマメ模様が特徴「オレンジグリッター・ダニオ」の飼育方法と注意点

オレンジグリッター・ダニオ

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オレンジ色が美しい熱帯魚に「オレンジグリッター・ダニオ」という種類の魚がいるのですが、皆さんはこの名前をご存知でしょうか!?

この種は結構前からアクアリウムで飼育する熱帯魚として知られてはいましたが、近年になってその美しさにスポットが当たり急激に人気が出た魚なんですね。

まあ名前は知らないけど、ショップで見かけたりネットショップでポチポチッと色んな魚を探していると、気になってつい立ち止まったり、ネットでは詳細画面を見てしまうような隠れた美魚といった感じでしょうか。。。

何となく色んな魚を見ていると、偶然見つけて、そのまま衝動買いしてしまう人も多いみたいです(笑

鮮やかなオレンジ色の他に、ヤマメ(川魚)のような模様が入って見ごたえも抜群です!

ここでは、オレンジグリッター・ダニオの飼育方法や、導入時の注意点についてご説明していきたいと思います。

 

オレンジグリッター・ダニオ

オレンジグリッター・ダニオは、ミャンマーのイラワジー川に生息する小型ダニオの仲間です。

正確には、コイ目コイ科ダニオ属、、、つまりコイの仲間なんですね。

古くから知られてはいた種ですが、近年になって人気が出た関係で養殖が盛んに行われるようになり、コンスタントに入荷されるようになりました。

そのお陰で、見る機会が多くなっただけでなく、比較的安価で流通するようになっています。

 

オレンジグリッター・ダニオの魅力は何といっても、体表の輝くようなメタリックのオレンジカラーです。

光に当たると強い輝きが見られ、何よりも「美しいッッ!」の一言です。。。

また、各ヒレに入るオレンジのラインも、細かいところまでカラーバランスが良く出来た魚であるといえます。

そして、体表にはヤマメのようなスポット模様が入ります。

このスポット模様は成長するたびにハッキリは見え、見栄えが良くなってきます。

 

この写真の魚がヤマメ(山女魚)で、釣りをする方ならご存知ですよね!

体表の真ん中の線にある、大きなスポット模様とにたものが「オレンジグリッター・ダニオ」にもあるんですね。

なので、オレンジグリッター・ダニオを初めて見た人の中には「ヤマメじゃん!」って思った人もいるのではないでしょうか?(笑

 

オレンジグリッター・ダニオの飼育データ

  • 体長:約4cm
  • 水質:中性~弱アルカリ性(弱酸性でも問題なし)
  • 水温:22℃~26℃
  • 寿命:3年~5年
  • 参考価格:1匹あたり300円前後

 

オレンジグリッター・ダニオは、体長が最大でも4cmほどの小型の熱帯魚です。

性格は非常に温和で大人しく、混泳魚に最適です。

性格が温和で同サイズ程度の他の熱帯魚と混ぜて飼育すると、非常に水槽内が鮮やかで綺麗になりそうですね。

水質は一般的には、中性~弱アルカリ性が適しているといわれますが、弱酸性でも全く問題なく飼育できます。※pHが低くなり過ぎないように注意すればOKです。

なので、低床はソイル(水質を弱酸性に傾ける)を使った水草水槽でも気にせず飼育が楽しめます。

飼育難易度も「容易」なので、初心者でも簡単に飼うことが出来る熱帯魚です。

 

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元気なオレンジグリッター・ダニオは「飛び出し事故」が多い!?

オレンジグリッター・ダニオとかの「ダニオの仲間」というのは、とても活発に泳ぎ回る熱帯魚なんですね。

あまりに活発に泳ぎ過ぎて「ゼブラ・ダニオ」なんて、グーグルの検索候補に「うざい」とまで出てくるくらいですから・・・。

紺青と金の縞々(シマシマ)模様が綺麗な「ゼブラ・ダニオ」の飼育方法と導入時の注意点について

 

そんな活発に泳ぎ回る熱帯魚で良く起きるのが「飛び出し事故」です。

水槽の外へすっ飛んで行って、見つけた時にはカラッカラに干からびているアレです・・・。

その為、オレンジグリッター・ダニオを飼育する水槽では、水位をあまり上げ過ぎないのと、水槽上部にフタを設置して飛び出し事故が起きるのを防ぐ対策をするようにしましょう!

 

餌は気持ち良いくらいなんでも食べる

オレンジグリッター・ダニオは、冷凍赤虫、イトメ、ブラインシュリンプ、人工飼料各種、、、熱帯魚の餌と言う餌は何でもよく食べてくれます。

基本的には、コストが安く栄養価が考えられて作られている「人工飼料」を与えていれば問題ありません。

せっかく何でも食べてくれるので、たまには冷凍赤虫だったり、生餌などを食べさせてあげるのもいいかもしれませんね。

 

オレンジグリッター・ダニオの繁殖

オレンジグリッター・ダニオは、水槽内繁殖が狙える種で、成功例も多いです。

オスとメスの区別が非常に難しいですが、産卵時期になるとメスは抱卵でお腹が大きくなり、オスはスマートな体形をしているので、その時になって判断が出来るようになります。

オスがメスを追いかけるようになると産卵間近で、卵はバラ撒くように産み落とされます。

産み落とされた卵は親ですら食べてしまうので、低床にはウィローモスなど複雑な茂みを形成できる水草を沈めておくのが理想です。

確実に増やしたい場合は、出来るだけ卵は見つけ次第、回収して安全な場所に隔離したほうがいいでしょう。

 

さいごに

オレンジグリッター・ダニオの輝くようなメタリックオレンジに、大きなスポット模様を持つ姿は、数多くいる熱帯魚の中でもかなり珍しい見た目といえます。

混泳魚としても最適なので、オレンジ以外の美しい色(例えばネオンテトラの青と赤とか。。。)の熱帯魚と混泳すると、ずっと見ていられるほど美しい水槽になりそうですよね!

オレンジグリッター・ダニオ単体だけでも十分に美しいので、これだけで飼育するのもいいでしょう。

飼育に慣れてきたら、繁殖にもチャレンジしてみるのも面白そうです!

メチャクチャ綺麗な「オレンジ色」の熱帯魚が欲しいという方には是非お勧めの種です!

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