アクアリウム初心者は必見!水槽のコケを掃除(食べる)するオススメ熱帯魚・エビ・貝

アクアリウム日記

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アクアリウム最大の天敵であり、永遠のテーマとも言うべき「コケ発生問題」。。。

茶色とか緑とか黒とか、糸状とかベッタリしているのとか、、、いろんな種類のコケがありますよね(汗

コケは水槽の観賞価値を激減させるほど厄介で、しかも掃除が面倒なんですよね・・・。

そこで!古くからアクアリスト達は、草食性の強い生体を導入し、コケを食べてもらうことで、このコケ問題に対処してきたんですね。

つまり、コケを主食とする生体を飼育して、発生したコケを食べて綺麗にしてもらうという事なんですね!

ここでは、水槽内に発生するコケを食べてくれることで有名な、熱帯魚、エビ、貝まで幅広くご紹介していきます。

 

水槽内に発生するコケを食べてくれる生体

水槽内にごく自然に発生する様々なコケは、アクアリストにとって避けては通れない道であり、最大の悩みの一つといっても過言ではありませんよね。

以下では、水槽内に発生するコケを食べてくれる生体(熱帯魚・エビ類・貝類)をご紹介していきますね。

 

プレコ

プレコはコケ取り能力が非常に高く、観賞魚としても人気の高い熱帯魚です。

ただ、プレコは販売されている時は数センチしかない可愛らしい個体であっても、実はかなり大型になる種類だった・・・なんてことが多い魚でもあります。

なので、購入する前にかならずどのくらいの大きさまで成長するのか、良く確認するようにしましょう!

各種コケを食べてくれるので、コケ取り能力は文句なしと言ったところですが、葉の柔らかい水草は食害されてボロボロになってしまうこともあるので注意が必要です。

比較的小さいプレコをお探しであれば、10cm前後のタイガープレコがお勧めです!

小型のプレコを混泳させたい時は「タイガープレコ」で決まり!飼育方法と混泳や導入時の注意点について

 

また、東南アジア原産のプレコで、南米系とは違った姿が可愛らしい小型種もいます!

※以下の2種類は体長が6cmほどと、プレコとしては超小型種です。

可愛らしいコケの掃除屋「ボルネオ・プレコ」の飼育方法|小型熱帯魚との混泳にも最適

コケ(苔)取り能力の高い小型種「ホンコン・プレコ」は極小の熱帯魚との混泳も可能

 

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オトシン・クルス/ネグロ

水草水槽のコケ取り熱帯魚と言えばコレ!超人気種のコケ取り熱帯魚「オトシン」です!

オトシン系には多々種類が存在しますが、中でもオトシン・クルス、オトシン・ネグロの2種類が最もポピュラーでオススメです。

ガラス面にピタッと張り付いた姿、チョコチョコ動く可愛らしい動作から見ていても飽きないような熱帯魚です。

葉に生えてくる小さなコケ、立ち上げ当初に発生する茶色いコケを積極的に食べてくれます。

オトシンを複数で飼育するときは、水槽にコケがなくなると餓死してしまうことがあるので、導入直後から早めに人工飼料に餌付かせることが飼育のコツとなります。

大人気!優秀なコケの掃除屋「オトシンクルス」の飼育方法や導入時の注意点について

コケを食べてくれる熱帯魚で人気の「オトシン・ネグロ」ってどんな魚?特徴や飼育法をご紹介

 

サイアミーズ・フライング・フォックス

サイアミーズ・フライング・フォックスは、水槽内を活発に泳ぎ回り、積極的に細かなコケを食べて綺麗にしてくれます。

また、黒いヒゲ状のコケを食べてくれる唯一の熱帯魚だとも言われ、コケ掃除には重宝される存在となっているんですね。

人工飼料を与えすぎるとコケを食べる量が激減するので、人工飼料でお腹を満腹にさせないようにすると、一生懸命コケを食べてくれます。

サイアミーズ・フライング・フォックスは黒いヒゲ状のコケを食べる唯一の熱帯魚!

 

ヤマトヌマエビ

コケ掃除といえば、ヤマトヌマエビは絶大な人気を誇るエビで、そのコケ取り能力も最強クラスといっても過言ではありません。

水草を沢山茂らせている水槽では、発生するコケや有機物を食べているため、特に餌を与えなくても問題なく生きていけるので、飼育も容易です。

ヤマトヌマエビによく似たエビで、一回り小さいミナミヌマエビがいますが、どちらも人気が高いです。

ヤマトヌマエビは飼育するエビの中でも大型種となり、大きいだけにコケ取り能力が高いんですね。

ミナミヌマエビは、ヤマトには劣りますが、水槽内での繁殖が容易で数を増やすことが出来るため、数でヤマトに匹敵、それ以上のコケ取り能力を発揮します。

また、ミナミヌマエビには改良品種の、色の綺麗なエビもいるのが特徴です。

ヤマトヌマエビの飼育方法|初心者でも飼いやすいけど実は水質悪化には非常に敏感な生き物

ミナミヌマエビの魅力と飼育方法|繁殖容易で簡単に増やせ多くのカラーも楽しめる!

 

石巻貝(イシマキガイ)

石巻貝も古くからコケを除去するために飼育されてきた、人気のある貝類です。

水槽のガラス面に張り付いて移動している時は、口をパクパクしてコケを食べている様子が見られます。

貝類と聞くと、増えすぎて困るんじゃないかって思うかもしれませんが、淡水で増えることは無いんですね。

ただし、卵は産むので、観賞価値の低下に繋がりそうな場合は除去する必要があります。

ちなみに、水質がアルカリ性へ傾いているとビックリするくらい卵を産むようになるので、水質を見極める一つの指標ともなります。

石巻貝(イシマキガイ)は最高のコケ取り職人!水槽で飼育するメリットとデメリット・注意点について

 

石巻貝の”あるある”を下記の記事にまとめてみました。

ちょっと困ったちゃんの一面も。。。

“脱走”や”ひっくり返る”!?石巻貝の”あるある”|水質や卵問題で水草水槽には不向き!?

 

レッド(ピンク)ラムズホーン

レッド(又はピンク)ラムズホーンは、鮮やかな赤色をした巻貝で、水草の緑色に良く映えて美しいことから人気があります。

ただ、、、石巻貝とは違って、こっちはメチャクチャ増殖しますから、、、増えすぎた場合は間引いて数を調整する必要が出てくるかもしれません。

とはいっても、この巻貝の能力は凄まじく、コケ取り能力はもちろんのこと、食べ残しも掃除してくれ、糞はバクテリアの良き棲家となり、さらには幅広い水質・水温に対応できる万能なやつなんです!

レッド(ピンク)ラムズホーンは水槽のコケ取り能力と観賞価値の高い万能な巻貝

 

以上、アクアリウムでのコケ取り生体で「有名どころ」の熱帯魚、エビ類、貝類をご紹介しました。

何か「コレ、飼ってみたい!」という種類のものは見つかりましたか!?

コケには複数種類があって、発生原因もコケの種類によって異なります。

なので、なぜ発生するのかを特定し、改善することも必要不可欠な作業となってきます。

ただ・・・それでも完全に除去できないのがコケなんですよね・・・。

そんな時は、上記で紹介した生体を導入して、コケの除去を生体にも手伝ってもらいましょう!

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